マジメにオモロイ英語

オオマジメに。でもオモロく。英語を紹介しています。

英検®︎1級の単語を攻める④

今日はリーディング(2018年第二回の英検1級の問題より)の part2 の語彙です。1問目は The Bidun というタイトルでしたね。ビドゥン…。このような方々が居た事、全然知りませんでした。英検問題を通して社会の事、色々勉強できるなぁと思います。

 

 語彙9個

nomadic  遊牧民

なんとなく知ってた。ノルマンディーと読み間違えちゃうので注意。

The Bidun were a nomadic tribal people.

(ビドゥンは遊牧民です)

※people を単数扱いする時は「国民、民族」の意味だよね

 

statehood 独立国家であること

これもなんとなく分かりますね。-hood で「性質、状態、集団などを表す名詞を作る」

The concepts of statehood and nationality had little meaning.

(独立国家であることや国籍の概念はあまり意味を持たなかった)

 

diverge  分岐する

これも、di の時点で「分かれて」いきそうな予感のする単語だね。

allegiance  忠誠、忠実さ

allege の「~だと断言する」の仲間かと思ったけど違うみたい。どちらもよく出てくるよなー。そろそろちゃんと覚えよう!!

 

The very idea of citizenship diverged from traditional tribal understandings of belonging which were defined by allegiance to a leater in a context.

→上手い訳が出来ませんが、「市民権(国籍)という概念が、ある一定の状況下でのリーダーへの忠誠心によって定義されてたような伝統的な部族的な所属を意味していたものから分岐していった」的なことだよね。忠誠心で集まったグループが仲間だぜ!みたいなものから、現代の「国」そこにおける「国籍」の概念に変わっていったと。

 

deportation 国外追放

なるほどな意味だね。de (分離)+port(運ぶ)だもんね。外に連れ出すってことだ。

Iraqis purposely destroyed their identification documents to avoid deportation.

イラク人は国外追放を避けるために、故意に彼らの身元確認書類を破壊した)

 

marginalize  社会的に周縁に追いやる

margin はTOEIC的には「利ざや、マージン」でよく使いますが、「縁、余白、二次的なもの」とかの方が辞書的には上に出てきますよね。「縁→周縁に追いやる」となるんだね。

They became completely marginalized.

(彼らは完全に周縁に追いやられた)

 

conceive  思いつく

これは、なんか convince といつも混ざっちゃうんだよねー。

con(一緒に)+ceive(取り入れる)=新しく思いつく、考え出す

novel  新しい

「小説」って意味もあるけどね!どちらも同語源です。「小説」って「新しい事」なんだってよ。今や、当たり前にあるもんだけどね!

 

Kuwait has conceived a novel solution to the problem.

(クウェ-トはその問題に対して全く新しい解決法をひねり出した)

 

remain to be seen whether~  ~かどうかはこれからの事だ(まだ分からない)

へー!問題が解決されずとどまっている感じですかねー。

It remains to be seen whether the Comoros plan will play out favorably for the Bidun.

コモロス計画がビドゥンにとって好ましいものになるかどうかはまだ分からない)

 

感想

 part 2 は350-400語くらいの文章を読みながら穴埋めする問題です。今回は10個ほど知らない単語や表現がありましたが、3問とも正解できました。選択肢にあまりややこしいものが無かったためだと思います。一回、空所は放っておいてザーっと読んで、もう一度読みながら空所を埋めるやり方でした。時間を計っていないのでノンビリできますが、時間を気にしないといけないとなるとなかなか厳しいでしょうねー。 

 

前回の単語はこちら

funkeystomusic.hatenadiary.jp