【英文法:仮定法】混合の形(過去を振り返って今を思う)
前回は仮定法過去と仮定法過去完了の使い方を分析しました。
今回は、仮定法過去と仮定法過去完了の混合の形を見ていきましょう。
まずは、この二つの使い方をサラっとおさらいしてみましょう。
仮定法過去と仮定法過去完了のおさらい
【仮定法過去】
仮定法過去はいつ使うの?
自分の思考は「今」にいます
今(現段階)の事実と反対のことを想像して話す時に使います。
例)If I were you, I would not marry him.
(もし私があなただったら、彼とは結婚しないだろうけどな~。→まあ、私はあなたじゃないからただの仮定の話だけどね。)
仮定法過去の形
If I were you, I would not marry him.
If(もし~)節の動詞は過去形
主節はwould / could / might +動詞の原形
【仮定法過去完了】
仮定法過去完了はいつ使うの?
自分の思考は「過去」にいます
過去の事実と反対のことを想像して話します。
例)If I had taken your advise, I might not have made serious mistakes.
(もしあなたのアドバイスを聞いていたら、深刻な間違いをおかさなかったかもしれないのに。)
仮定法過去完了の形
If I had taken your advise, I might not have made serious mistakes.
If(もし~)節の動詞は過去完了形
主節はwould / could / might +have +過去分詞形
はい。サラっとした復習はここまでです。
仮定法過去と仮定法過去完了の混合の形
基本イメージ
過去の事実を振り返りながら今を思う
これは、よくある事ですよね!
「あの時こうしておけば、今はこうだったのに!」
こんな事、しょっちゅう思いますよね!
混合の形
「混合」なので過去完了の形と過去の形が混ざってます。
If I had studied harder at school, my life would be much better now.
例)学生時代にもっと勉強しておけば、今頃私の人生はもっと良いものだったろう)
If(もし~)節の動詞は過去完了形
主節はwould / could / might +動詞の原形
if 節が仮定法過去完了
主節が仮定法過去
ですね
「もし~」のところで過去を振り返っているので、ここは仮定法過去完了。
「~だろう」のところは今のことなので、ここは仮定法過去。
If I had not broken my leg, I could go skiing with you.
(もし足を骨折してなかったら、あなたと一緒にスキーに行けるのに)
システムが分かってしまえば、なるほど!という形ですよね。
バンバン使っていきましょう\(^o^)/
※if節が仮定法過去で、主節が仮定法過去完了 という逆の混合の形もありますが、受験生でない限り、あまり気にしなくてもイイかと。。。こちらは、あまり使わない気がします。
仮定法現在はこちら
半分しか言わない仮定法はこちら
参考にした文法書
参考にしたサイト