マジメにオモロイ英語

オオマジメに。でもオモロく。英語を紹介しています。

4択問題で正しい単語を選ぶ技

私が英検1級を取得したのは一昔前。今より問題も簡単だったと思います。1級持ってるど!と言っても、今受けたら落ちる気しかしません。笑

なので最近では英検が終わるたびに、一応、英検1級の問題を解くことにしています。昨日は、英検1級の語彙問題を解いてみました。英検1級の語彙問題は、本当に、もー、マニアック!毎回知らない単語ばっかりです。←

 

昨日は、完全に知っているぞ!と単語を選べたのは25問中4問。ヒドイ。

 

でも、正解は17問。

 

超能力。

 

いや、超能力は無いので、なぜ確信もないのに13問も正解したのか分析してみたいと思います。

 

前提条件

問題文の意味は完全に分かっています。そして選択すべき単語が「こういう意味になるだろうな」という予想もついています。

 

確信はないが何となくこれだと思う 5問

「うろ覚え」なやつですね。完全に意味を把握している訳ではないが、確か、こんな意味だった気がする。という単語が5問。最後の熟語問題の所は、うろ覚えすらしてないけど、単語と前置詞の組み合わせから意味を予想できます。

 

語源から予測する 3問

● conflagration 「大火」 という単語は知らないけど、 flame 「炎」  flare「炎が揺らめく」という単語を知っているので、fla の辺りで「火」の事ちゃうかな?と思う。

● impunity 「刑罰を受けないこと」。 punish「罰する」を知っているので、 puni 辺りで「罰」のことかな?と。im は「否定」を表すので、「罰がない」みたいな意味かな?と思う。

● orator「演説者」 。oral 「口の」 から連想して、  ora が「口」「話すこと」に繋がるのかな?と思う。

 

ちょっとしたカン 2問

これは、4択中2つくらいには絞れている状況です。これは絶対に違うという単語があって、それ以外の中からカンで選んだもの。

●「おどけた」といった意味を選ぶ所。 facetious と nebulous で悩んだ問題は、何となく facetious の方が明るい感じがして nebulous の方が暗い感じがするなーと思って、 facetious を選んで正解。因みに nebulousは「漠然とした、もやのかかった状態」の意。当たらずとも遠からず!

●「喜びを表現する」といった意味を選ぶところ。swerve か trudge か gloat で悩んだ問題。swerve はなんか「振り回しているイメージ」 trudge は「硬い、重いイメージ」が浮かびました。gloat は 「笑ってる」ような気がしました。正解は gloat 「ほくそ笑む」。swerve は「それる、急にハンドルをきる」当たらずとも遠からず。trudge 「重い足取りで歩く」当たらずとも遠からず。

 

完全にカン 3問

4つともよく分からないけどカンで選んだというもの。これは凄いね。笑

 

カンを使って選んだものは、少なくとも一回は見たことがある単語達でした。全く見たことがないものが4つ並んでたらさすがにお手上げです。単語を覚える時に、その字面と意味を何となく結びつけてイメージ化して覚えているのが功をそうしている結果でしょうか。語源を知っているおかげで、そこからイメージを引っ張ってきているという事もあります。でも、語源もよく分からないし、似たような単語も見たことない!というような単語を覚える時には、この単語は「良いイメージ」とか「悪いイメージ」とか、ザックリの感覚を自分に植え付けるようにしています。まずは、そこから。何度もその単語に出会う度に、定義をキッチリさせていく。人との出会いと一緒ですね。まずは第一印象。会う度に性格が分かってくる^^

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まとめ

まだ全然覚えきってないよー!という状態でも、選べる単語はあるんですね。全く勉強していない場合は無理ですが、勉強してるのに覚えられないよ!と思っている人でも、その勉強は無駄になってないし、頭のどこかに何か引っかかっているものなんですね。テストでは、その断片的なイメージや、語源の知識を総動員すると、何問かは正解するわけです。なので、単語覚えるのは本当に辛いけど(私もいまだに本当に知らない単語だらけで泣けてくるよ)何度忘れても、ガッカリせずに、頭に入れ続けましょう。正解率は少しずつ必ず上がってきます\(^o^)/